ナイトブラの着用が乳がんの発症率を上げる?ついに研究結果がでた!


27 views

ナイトブラやワイヤーブラの「1日の着用時間の長さ」や「ブラの締めつけ」が原因で乳がんの発症率が上がるのでしょうか?

人気番組やメディアがブラと乳がんの関連性について報道していたので不安な方も多いと思います。

ここでは乳がんとブラの関連性を主張した1冊の書籍の紹介や、癌研究センターの最新の研究結果をもとに、最新の研究結果を分かりやすくお伝えしていきます。

結論からお伝えすると、科学的な根拠が出ていない為、乳がんとワイヤーブラ・ナイトブラの関連性は信憑性に乏しいため、過度な心配は無用と言う結果になりましたのでご安心ください。

乳がんとブラとの関連性がある!主張した1冊の書籍が全ての元凶!

ナイトブラの着用が乳がんの発症率を上げる!と言う情報は、1冊の書籍をアメリカのメディアが取り上げることで拡散し、日本の有名番組「ホンマでっか!TV」で取材されたという次第です。

噂の書籍がこちら!原題:Dressed to Kill: The Link Between Breast Cancer & Bras

(原題:Dressed to Kill: The Link Between Breast Cancer & Bras)は、シドニー・シンガー&ソーマ・グリスメイジャー夫妻より、アメリカで出版された「乳がんとブラとの関連性」についての書籍です。ソーマ・グリスメイジャーの妊娠中に乳房に塊を見つけたことにショックを受け、夫婦の医療人類学チームを結成し、米国女性の広範な調査を行っています。

名前 Dressed to Kill: The Link Between Breast Cancer & Bras
著者 シドニー・ロス・シンガー(Sydney Ross Singer
発売日 2017/11/1
販売ページ 詳細はこちら

ブラジャーの着用時間が乳がんの発症率を上げるという調査

シドニー・ロス・シンガー氏らは、乳がんを患っている女性2,056人と乳がんではない女性2,674人、合計4,730人を対象にワイヤーブラの着用時間と乳がんの発症率に関するアンケート調査を行いました。

ワイヤーブラの着用時間 乳がんの発症率
24時間ずっと 1/4
12時間以上 1/7
12時間未満 1/152
ほぼノーブラ 1/168

上記統計データは、「12時間以上ワイヤーブラを着用すると7人に1人が乳がんを発症した」というインパクトの強い主張が注目され、数多くのメディアに取り上げられました。

しかし、結果的にシドニー・ロス・シンガー氏らは、がん研究者でもドクターでもありません。つまりは、夫婦で乳がんの調査を行っているため事実を示せるような医学的根拠」は一切書かれていないないのです。

信憑性のある科学的研究はない!と医療機関はナイトブラと乳癌リスクを否定!

次に、癌研究センター保健科学部門のLu Chen氏らが発行したCancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention(米医学誌)の研究結果をご紹介します。

研究結果 乳がんリスクと関連しないブラジャー装着
著者 米国ワシントン州シアトルのフレッドハッチンソン癌研究センター保健科学部門 Lu Chen氏ら
発行先 (米医学誌)Cancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention

(電子版を日本語に翻訳)ブラジャーを着用することで乳がんのリスクが上昇する可能性があるという米国の女性の間でのブラジャーの普及や一般のメディアへの懸念にもかかわらず、この問題に対処する信憑性のある科学的研究はほとんどありません。この調査の目的は、閉経後の女性の様々なブラ磨耗習慣と乳癌リスクとの関係を評価することでした。私たちは、2000年から2004年の間に診断された侵襲性乳管癌(IDC)454例と侵襲性小葉癌(ILC)症例459例を比較した、シアトル・プーケット首都圏の乳がん症例対照研究を行った55〜74歳。ブラジャー着用習慣および他の乳癌の危険因子に関する情報は、面接を通じて面接参加者から収集された。多変量ロジスティック回帰を用いて、多変量調整オッズ比(OR)および関連する95%信頼区間(CI)を推定した。ブラジャーの着用には、ブラジャーのサイズ、熟成度、着用している時間/日の平均回数、アンダーワイヤー付きのブラジャーを着用したり、ブラジャーを定期的に着用し始めたりすることは、IDCまたはILCのリスクに関連していました。我々の結果は、閉経後の女性のブラジャー装着と乳癌リスクの増加との関連を支持しなかった。

参考:NCBI

上記のように発行先を日本語に翻訳すると「この問題に対処する信憑性のある科学的研究はほとんどありません」と乳がんリスクを全面的に否定していることが分かります。

まとめ

いかがだったでしょうか?今回ご紹介した2つの研究結果には大きな違いがあることを理解できたと思います。初めにご紹介した「Dressed to Kill」は、個人が独自で調査した研究結果で信憑性・信頼性が低い。と当サイトでは判断しました。

そして、2つ目にご紹介した研究結果は、癌研究センターという医療機関が調査しているので個人と比較すると信頼性と信憑性が異なります。

当サイトでは後者でご紹介したフレッドハッチンソン癌研究センターが発行した研究結果のデータの信憑性が高いと判断し「ナイトブラと乳がんの関連性はない」という結果になりました。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

オンナの教科書の最新情報をお届けします

この記事に付けられたタグ

アクセスランキング